全国議長会役員会

2020年7月15日

*写真撮影時のみ、マスクを外しております。要請活動はマスク着用で行いました。

今年度、愛知県は全国議長会の副会長の役職をいただくことになりました。そこで15日、東京の都道府県会館において、全国議長会役員会が開催されることになり、愛知より出かけました。本来ならば14日に全国議長会の総会が開催され、安倍総理との面会が予定されていましたが、先日の豪雨災害により、急きょ14日の日程が中止・延期となり、15日の要請活動のみとなったのです。

 

朝9時に都道府県会館に集合、車2台に分かれて要請活動に出発しました。今回の参加者は全国議長会の会長である田中英夫京都府議会議長、以下副会長の村田憲俊北海道議会議長、相馬憲一栃木県議会議長、丸山裕次郎宮崎県議会議長、そして私、途中で中本隆志広島県議会議長も合流されました。初めての方ばかりで最初は緊張しましたが、皆様気軽にお話しくださり緊張がほぐれました。

 

要請事項は、①新型コロナウイルス感染症対策に関する決議 ②令和2年7月豪雨による災害に関する決議 ③地方税財源の充実確保に関する決議 ④東京電力福島第一原子力発電所事故対策に関する決議 ⑤厚生年金への地方議会議員の加入に関する決議 ⑥今後の地方議会・議員の在り方に関する決議 の6項目です。田中会長が説明の後、副会長がそれぞれ一言ずつ発言いたしました。私もコロナに関する対策で、「新しい生活様式」の周知徹底で、子供たち向けの分かりやすい文章にして頂きたいという点と、若者や女性がもっと議員になれるような環境整備をお願いしました。

 

要請先は、橘慶一郎自民党地方議会の課題に関するPT幹事長、森山裕自民党国会対策委員長、中根一幸自民党総務部会長、坂本哲志自民党地方議会の課題に関するPT座長、石田真敏前総務大臣、関口昌一自民党参議院議員会長、山口泰明自民党組織運動本部長、岸田文雄自民党政調会長そして公明党へとお邪魔してまいりました。面談時間は10分~15分なので、要点をしっかり伝えました。

 

全ての項目がもちろん重要なのですが、やはり新型コロナウイルス関連の検査や医療体制の整備、医療従事者への支援の充実、「新しい生活様式」の定着、来年度は税収が激減する予想のため地方の安定的な財政運営ができるよう、しっかりとした対策をお願いしたいと全員でお願いしました。また議員の厚生年金については、一部で反対の声はありますが、将来の有望な政治家育成のために必要ではないかと提案いたしました。